ダークカブト画像の作成方法
この画像は以下の画像を用意しました。
上は実際の映像をキャプチャーしたもの、下は改造したソフビを似たような構図で撮影したものを、抜き出した画像です。バックを白で撮影すると、抜くのが楽です。光の当たり方が逆になってしまったのが悔やまれますが、まぁ見逃してください。
で、とりあえずこの二つの画像を重ねて、大きさを調整してみます。
ダークカブトのレイヤーをイメージ→レベル補正をして、暗めにします。
ここで考えなくてはならないのは、時間の表示と、ひよりのキャプションを消すこと、そして、スモークがダークカブトよりも前になくてはならないということです。
ですので、キャプチャレイヤーのスモークの部分を多角形選択ツールで適当に範囲選択します。
選択範囲→境界をぼかすより適当に(ここでは30px)でぼかします。
新規レイヤーを作成し、その範囲に対して前景色を黒、背景色を白にして、フィルタ→描画→雲模様1を適用します。
こんな画像が出来上がるはずです。
レイヤーの順番を入れ替え、スモークのレイヤ→ダークカブトレイヤ→背景レイヤの順に並べ、スモークレイヤの不透明度を少し下げて、なじむようにします。
背景レイヤを選択し、スタンプツールで、直近の色を拾って時刻表示と、ひよりのキャプション、もともと背景にあったカブトを消していきます。さらに指先ツールでなじませます。
仕上げに一番上に新規レイヤを作成し、全体に前景色を黒、背景色を白にして、フィルタ→描画→雲模様1を適用し、不透明度を下げて全体をなじませて出来上がりです。
雲模様1は作品のアラを目立たなくしたり、他の部分との差異をなくするためにたくさん使います。
いろいろな方法がありますが、一番時間のかからない方法をご紹介します。
実際にはアルファチャネルを利用して、ぼかしを少し入れたり、スモークももう少し手を入れてありますが、ほとんど勘でやっているもので、全てをご紹介できないことをご了承ください。